ピボットラバーブッシュの交換【GE-N3】

スイングアームにガタを感じたら
GE-N3のスイングアームのピボットには、スクーターなどでおなじみのゴム製のブッシュが使われています。
通常の使用では問題ないものの、オフロードをガンガン走行するユーザーさんの場合、スイングアームの可動範囲が大きい上に頻繁なので、ゴムが劣化してしまうペースが早めです。

ゴムが劣化すると、スイングアームにガタつきが出始めるため、オフロードを頻繁に走行されるユーザーの方は、時々、スイングアームを揺すって確認をお願いします。
部品はお手軽価格ですが、作業はちょっと面倒
部品は左右で550円と比較的安価ですが、交換作業は少しやっかいです。
ガタのあるスイングアームを取り外すと、このようなブッシュが顔を出します。
見ての通り、ゴムがだいぶグサグサになっています。

このまま中央のパイプをペンチで挟んで抜ける場合もありますが、抜けない場合はゴムを何ヵ所かドリルで穴を開けると、簡単に抜き取る事ができます。

パイプを抜き取った後は、残ったゴムのかけらをマイナスドライバーなどで除去します。

運がよければ、丸ごとゴッソリと外れる場合もありますが、運が悪いとゴムの除去に地味に時間をとられてしまいます。
ゴムを除去したあとは、内部に入っているパイプを抜き取ってください。パイプには、パイプの位置決めのためのゴムのリングが付いているので、無くさないようにお気をつけください。

こちらが別の機会に新品を撮影した、内部に入っているパイプとゴムの姿です。

内部のパーツをすべて取り外したら、ベアリングプーラーを用意します。

25-29mmのアタッチメントを使います。 しかし、市販の安価なプーラーキットの場合、長さが足らないことも多く…

アタッチメントの一部をグラインダーで削るなどの加工が必要なケースもあります。 30mmではギリギリ足らないため、削って数ミリを稼ぎました。

あとは、プーラーを突っ込んで引き抜いてしまえばOKです。



左右ともに、同じ要領で抜き取ってください。
抜き取った後は、フレームの穴の内部を軽くペーパーなどで清掃してください。
さきほどの内部のパイプとゴムを忘れずに設置したあと、新しいブッシュにグリスを塗布して、圧入してください。

内部に設置したパイプが一応ストッパーの役割もかねてはいますが、ある程度入ってきたら、左右での入り具合が均等かみながら、数度に分けて作業してください。 ときどき、スイングアームを当てて、ギリギリで入るようにしてください。

ブッシュを圧入しすぎると、再度抜き出す調整は困難(というか、たぶん無理)なので、慎重に作業をお願いします。
最後にスイングアームを装着し、ピボットのシャフトを通し、ナットを60N.mで締めれば完成です。 今後、ベアリング化のカスタムなどもご紹介できればと思います。




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