故障したWOOFのコントローラーを新しいものと交換する際の手順をご紹介します。
【注意】作業は必ずバッテリーを取り外した状態で行ってください。
必要な道具は10ミリ、8ミリのレンチ、ビニルテープ、精密ドライバー(-)またはコネクタピン外しです。
バッテリー、シート、リアフェンダーを取り外してください。
コントローラーステーを固定しているボルトを取り外してください。
車両を上下逆さまに置いてください。
アンダーガードを取り外してください。次にフレーム下部のボルトを6本抜き取り、フタを浮かせてください。 作業スペースが狭い場合、リアブレーキのワイヤーを開放すると多少はスペースが確保できます。
黄色いコネクターボックスを取り出し、黒いフタを取り外してください。ツメで固定されているので少し硬い場合があります。
黒い線を先に取り外してください。コントローラーが僅かに蓄電しているため端子同士が接触すると火花が発生します。すぐにテープで保護してください。
その後、コントローラーから車体に繋がっている全てのコネクターを取り外してください。
初期ロットのWOOFには転倒センサーがありますが、2ロット目以降のWOOFとリプレースメントコントローラーは転倒センサーをキャンセルしている為、使用しません。取り外してしまうか、テープでまとめておいてください。
コントローラーの製造時期により、パワーダイヤルと接続するコードが短い場合があります。WOOF16にはそのままでも装着可能ですが、WOOF20に装着する場合は付属の延長コードを使用してください。
ボルトを再利用し、付属のコントローラーステーを取り付けてください。写真のように楕円形の長穴が車両前方側(配線が出ている方)に来るように固定してください。
コントローラーをボディ内に配置してください。
コントローラーの穴位置を調整し、車両上部(作業時は下部にあたります)からボルトで固定してください。位置の調整が難しい場合、細めのドライバーなどを挿しながら探ると大まかなネジ穴の位置を出すことができます。
全ての配線を元通りに繋いでください。スロットルからの配線は赤と黒の線の位置が旧ロットの場合逆転しているため、コネクタピンを一度抜き取り、写真のように赤とピンク、緑とグレー、黒と黒が接続されるようにしてください。 ※赤と黒が逆転したまま接続した場合は電源は入りません。よく確認してください。
電源スイッチからの赤いコネクターには写真の白いコネクター(黒赤ピンク茶)の4ピンのコネクターを接続してください。
フレーム下部のフタを閉じ、ボルトで固定してください。 アンダーガードを取り付け、車両を上下反転させ、リアフェンダーとシートを取り付けてください。
バッテリーを取り付け、電源を入れ、正常にバイクが作動することをご確認ください。
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