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Meow 充電ができない、あるいは走行時間が異様に短い

執筆者の写真: ヨツバモト公式ヨツバモト公式


 

古いMeowをもう一度走らせたい


ヨツバモトMeowが発売されたのは、2017年秋。 その頃にMeowに乗っていたライダーたちは、もうMeowを卒業して、エンジンバイクにステップアップしていってしまいましたが、ご兄弟やお友達が、またそのMeowに乗ってバイクライフをスタートさせる、というお声をよくいただきます。


古くなってきたMeow(特に、バッテリーカバーがアルミの平板でできた初期型)の中には、バッテリーが寿命を迎えてしまっている個体も多く、症状としては、「充電ができない」「走行時間が異様に短い」といったものが挙げられます。


必ずしもバッテリーだけが原因とは言えないので、下記まずはチェックしてみてください。




 

充電器、コードのチェック


充電ができないという場合、まずは、充電器のコネクターがすべてきちんと差し込まれているか確認してみてください。特に、コンセント側のコネクターが抜けてしまっていることがあります。しっかりと奥まで刺さっていますか?



次に、充電ポートを目視でチェック。


上の写真の個体は、ややポートがくすんでいますが、綺麗な部類です。これが、あきらかに錆びている場合、通電が遮られてしまい、充電ができないこともあります。 これらのチェックを行っても充電ができない(赤ランプにならない)場合、充電器の故障あるいは、充電ポートからバッテリーまでの配線の断線、そして、バッテリーの不調が考えられます。 まずは、充電器からの電圧を計測します。DCモードにして、セレクターは200V以下(機種によります)。安全のため、ゴム手袋を着用してください。

端子の外周がマイナスで、中心がプラスです。

29.4Vを指せば、充電器は規定の電圧を出力しています。 もし、出力されている電圧が規定値以下の場合、充電器の故障が考えられます。分解修理は危険なため、新しい充電器をお求めください。

※MeowⅡの充電器は別の仕様のため、別記事で改めて記載予定です。





 

バッテリー電圧のチェック


充電器からのアウトプットが正常である場合、つぎは、車体側の電圧のチェックです。 テスターを充電器の時と同様のモードにし、計測します。 プラスとマイナスの位置も同様です。

このとき、短絡には最大限に注意してください。リチウムバッテリーは発火の危険があります。


満充電の場合の最大値は29.3V(±0.1V)です。

28.5V程度残っていれば、およそ実用に問題ないかと思います。

もし、25Vを下回っているようであれば、残念ながらバッテリーは寿命を迎えていると言っていいでしょう。


初期ロットのバッテリーは、すでに廃盤のため、現行のロットの、より信頼性の高いバッテリーに交換する必要があります。 以下の製品を使用します。

「グローバルコンバージョンキット」 品番:YB65-GLCN

バッテリー、コントローラー、充電ポート、バッテリーカバーのセットです。 交換方法については、こちらの記事を参照にしてください。


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